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光が大きく広がる「面発光」
平面から拡散する光は、均質に広がり、
全体をやさしく照らします。 -
強い影をつくらない「目の負担が少ない光」
強いグレア(まぶしさ)がなく、影の出にくい光により、
低照度でも視認性高く対象物が見えます。 -
入眠を邪魔しない「低ブルーライト」
ブルーライトを抑えた光は、目への刺激を軽減。スムーズな入眠も期待できます。
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バランスのとれたスペクトルで
「繊細な色を表現する光」光の三原色(青/緑/赤)の有機層を重ねて発光する白色光。自然光のようにブロードなスペクトルをもつ光になります。
有機ELは、発光する部分などの材料に有機物を使っており、そこに電気を通すことで光を生み出しています。有機ELは種類の異なる層が積み重なっており、輸送層や発光層に有機化合物が用いられています。発光層を構成する材料を変えることにより、発光色を変えることができます。
光の色は、基本の色である赤色・緑色・青色(「光の三原色」という)の組み合わせによって表現され、それぞれの割合を変えることによって様々な色の光を作ることができます。光の三原色である、赤色・緑色・青色が適切な割合で重なり合うと、白色の発光が得られます。


01
睡眠の課題解決に
KANEKA OLED

低ブルーライトのあかりは、
質の高い睡眠をうながします。
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、高い照度の照明を浴びることで分泌が抑制されてしまいます。また、ブルーライト成分の多い照明も、メラトニン分泌を抑制するため睡眠の質を落とし、様々な健康リスクにつながるおそれがあります。「KANEKA OLED」は、拡散するやわらかな光で低い照度でも視認性が高く、ブルーライト成分も低いため、質の高い睡眠をうながすことができる照明といえるでしょう。

[条件]
同じ室内にて以下の環境で実施
- KANEKA OLED
- 照度150lux 色温度3000K
- LED
- 照度750lux 色温度5000K
- 対象
- 成人(22.3±3.1歳)男性24人
[実施内容]
唾液中のメラトニン測定および評価


[実験結果]
KANEKA OLED照明下では、一般的なLED照明下よりもメラトニン濃度の低下が小さく、メラトニン抑制率が30.8%改善した。
また、体内時計のリズムを表す指標であるメラトニン分泌開始時間のズレが47.6分改善した。



日本睡眠学会第45回定期学術集会・第30回日本時間生物学会学術大会 合同大会 発表内容より
02
学習や職場環境に
KANEKA OLED

「見る・読む・書く」の
デスク環境を快適にし、
心身のコンディションを整えます。
面で発光する「KANEKA OLED」は、対象物をやわらかくつつみこみ均一に照らすことができます。広く拡散された光が対象に届くことで、明るさを抑えてもしっかり見えるため、目の負担が少なく、集中力が持続します。また、影が出にくいという特長もあります。
「KANEKA OLED」は、長時間の眼を使う作業、読書や学習、デスクワークをする人の救いの光になるでしょう。
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一般的なLED照明/影が強く見づらい -
KANEKA OLED/影が弱く見やすい
2023年度(第56回)照明学会全国大会で、「KANEKA OLED」はLED照明に比べてまぶしさを抑えることで疲れにくい状態となり、注意力の低下が抑えられて作業効率を維持できる照明であることを発表しました。
[条件]
同じ室内にて以下の環境で実施
- 平均机上照度
- 750lux
- 色温度
- 4000K
- 対象
- 小学生(10.59±0.55歳)男女34人
[実施内容]
自律神経活動及び体動値(myBest WHS-1)測定
- 計算課題
- 内田クレペリン検査(紙版)


[実験結果]
KANEKA OLEDが一般的なLED照明に比べて、「眩しさや目の疲れが少ないこと」「抗疲労効果があり集中力も持続すること」「作業時の姿勢も良くなること」を確認しました。



2023年度(第56回)照明学会全国大会 発表内容より
03
空間と人をつなぐ光
KANEKA OLED

やわらかに広がる面発光が、
空間にあかりの情緒をもたらします。
照明は、単にその場を明るくするだけでなく、人の心理にも影響を与えます。「KANEKA OLED」のやわらかな光は、建築空間になだらかな陰影を落とし、人と空間との関係をいっそう豊かに創造的にしてくれるでしょう。その「新しいあかり」は、日本古来の障子越しの光のように、数字では表せない情緒的価値に気づかせてくれるはず。
「KANEKA OLED」は明るさや照明効率といった経済的価値だけに光を当てずに、これからの照明が担うべき新しい役割を浮かび上がらせます。
04
アートの展示照明に
KANEKA OLED

流麻二果 色を追う/Tracing the Colors 2018年
©Manika Nagare Photo: Ken Kato
繊細な色を表現する光が、
文化財を美しくやわらかにつつみます。
一般的に、美術館・博物館における展示照明には、作品保護の観点から低照度であることが求められ、作品鑑賞の観点から均整のとれた明るさと光の量にこだわる必要があります。理想は、自然光のようになだらかに連続する波長をもった光。特定の波長が強調された光の下では、作品の色が濁り、質感をとらえにくくなるからです。「KANEKA OLED」は、色再現性に優れるだけでなく、やわらかな拡散光で視認性も高いため、これからの展示照明のスタンダードになるでしょう。